創寫舘 大府スタジオ

マタニテイマーク

こんにちは!大府スタジオです!

 

突然ですが、皆さんは

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こちらのマークを見たことはありますでしょうか?

大半の方は、色んな場所で目にしたことがあるマークだと思います。

今回はこちらのマークについてお話させていただきます。

 

このマークは2006年に誕生し、今年で13年が経過します。

 

“マタニティマークとは、妊婦さんが交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。”

”さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等で、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊婦さんにやさしい環境づくりを推進するもの。”

という目的で、厚生労働省から発表されました。

 

 

 

しかし、このように本来は「妊産婦に優しい環境づくりを推進するもの」であるべきマタニティ―マークが、

反対に危険を招くことがあると話題になったこともあり、ここ数年で使用をためらう人が増えているようです。

 

実は、このマタニティマークを認知しているのは男性42.0% 女性62.3%という数値となっているそうです。

そしてこのマークに気づきサポートしてあげたいと感じた人が67.8%、不快に思うと感じた人が2.8%だったことが調査でわかったそうです。

不快に感じた方の理由は、

「配慮を強要されているような気になってしまう」、「妊娠が本当かどうかは不明だから(妊娠していると装って席を譲ってもらおうと企んでいるとも限らないから)」

という意見があります。

 

多くの方がサポートしてあげたいと考えている中で、マタニティマークが不快に感じる方が存在しているのも事実のようです。

 

こういった面で、このマークをつけることに危険を感じたり抵抗を感じる妊婦さんがいるのも納得できますね。

 

男性は女性と比べてマタニティへの認知が進んでいない傾向にあるようです。

特に、子供がいらっしゃらない方は知るきっかけがないようです。

そのような方々に向けてマタニティマークの意味を知ってもらう為に認知活動は引き続き必要であるといえます。

 

 

 

マタニティマークは、一般の認知にあるような「妊娠中で幸せであることのアピール」や「交通機関で席を譲ってもらう為のツール」ではなく、

「緊急時に周囲に妊娠中だと知らせる為のもの」として主に利用されていると考えるべきものだといえます。

 

 

なので、マタニティマークの誤解を解くためには、単純にマークの存在を知ってもらうだけではなく、

妊婦やマタニティマークに関して 正しく理解してもらう事が最も重要だといえます。

 

赤ちゃんがお母さんのお腹の中で過ごす時間は約10ヶ月。。

この貴重な時期、瞬間をお写真としてぜひ残してみてはいかがでしょうか?

 

皆様のご来館を大府スタッフ一同お待ちしております。