創寫舘 半田スタジオ
みんなで楽しく七五三
みなさんこんにちは!最近はジメジメとした天気ばかりで洗濯物も乾きませんね・・・。
そんな中、本格的な夏を迎える前に七五三のお写真を先に撮ろう!ということで前撮りをされる方がたくさんいらっしゃいます。
ここ数年、和装ブームの流れでお父様・お母様が着物をお召しになられる方が非常に増えました。
でも、主役のお子様が慣れない着物を着ている中、ご両親も慣れない着物だと非常事態が起きたときに身動きが取りにくい。
特に弟・妹ちゃんがいると、抱っこも大変だし即座に走って追いかけることも出来ない・・・。
でも!それでも!!着物が着たい!!!
この気持ち、めっっっっっっっっちゃ分かります。
七五三はご家族にとって最大のイベントのひとつです。主役はお子様とはいえ、パパママも一緒におしゃれしたいですよね。
そんな時にお勧めなのが、「ひとまずみんなで着物を着て写真を撮ろう」ということです。
着ている時間もご祈祷に行くほど長くないですし、移動距離も短い。
お子様の面倒は、お仕度中は美容スタッフが・撮影中はカメラマンが見るので比較的楽に着ていられます。
(パパママから離れられないお子様の場合は、ちょっと頑張ってもらう感じにはなりますが・・・)
お子様も親御様も前撮りである程度の身動きを体験し「お?意外と動けるし全然大丈夫!」という方は秋のご祈祷もお着物で行かれますし、「こりゃ大変だ・・・」という方はお洋服で行かれる選択をすればよいかと思います。
もしご祈祷におじいちゃんおばあちゃんも一緒に行かれる予定の方は、サポートを頼んでみると尚良いかと思いますよ。
では、一体どういう着物がいいの?とよく聞かれます。
女性の方が一番よく着られるのは「訪問着」と呼ばれる、左肩と裾周りに柄の入ったフォーマルなお着物です。
洋服で言うと入園・入学などでお召しになるスーツやキレイめワンピースというレベル。
だいたいの訪問着が顔の近くにある左肩から裾へ流れるように柄が描かれているので、縦長ラインのスラっとした着姿になります。
訪問着によく似た柄配置の「付下」や柄のない無地のお着物「色無地」も人気です。最近はわざと普段着の「小紋」をお召しになる方もいますが、主役以外は普段着で統一、という考えであれば私個人としてはアリだと思います。
では、男性のお着物はどうでしょう?
お勧めは着流しと羽織がセットになっている「アンサンブル」と呼ばれるものです。
こちら本当は普段着の種類なんです。でも、男性が着物を着る=とっても特別な事、ということで少し格が上がっているのが最近の風潮だと思います。
本来でしたら洋服のスーツにあたる「羽織袴」です。こちらは着物の生地や色などによって格式が少し変わってきます。
光沢のある無地や金糸の入った生地に、ストライプ(仙台平といいます)や金襴の袴を合わせるとよりフォーマルに。
結婚式の新郎や、歌舞伎役者の襲名披露などはこちらにあたりますね。特に黒い羽織に仙台平の袴は第一礼装という最上級フォーマルとなります。
逆に紬など光沢の少ない生地や着物と羽織を別色で合わせてコーディネートすると、カジュアルダウンさせたスタイルとなります。
将棋の棋士さんはこちらにあたります。正式な場だけど悪目立ちせず堅くなりすぎていない、とてもお洒落な着物姿という感じです。
なので、教科書通りでお話しすると「羽織袴」、昨今の風潮でいくと「アンサンブル」でも「羽織袴」でもOKという感じでしょうか。
洋服でも着物でも、大切なのは「格を合わせること」です。
パパが黒い羽織袴をお召しになる場合はみんなきっちりフォーマル、ママが小紋を着るならみんなカジュアルダウンして下さい。
ここでパパがネクタイ締めちゃうとママだけ普段着になって悪目立ちしてしまうので、きちんと話し合いをしてからお召しくださいね。
もうひとつ、一番大切なのは「みんなが楽しく出来ること」です。
基本的にパパママのお支度の間、お子様は待って頂きます。年齢によってはお付き添いの方が必要になります。
あくまでも主役はお子様です。お子様の様子を見ながら、詰め込みすぎず諦めすぎず、みんなで協力し合ってみんなで楽しい七五三を迎えられるといいですね。
その「さじ加減」を知る為に、練習というわけではありませんが前撮りをされてはいかがでしょうか。
只今8月末までの撮影料が半額となっております。更にパパママの着物撮影時レンタル代も無料(着付け等お仕度代別途)です。
お問い合わせ・ご予約はホームページ又はお電話にて承っております。
みんなで楽しく後悔のない七五三ができるよう、全力でお手伝いさせていただきます♪