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【特集】こんな意味があったの?こどもの日の豆知識

 

 

5月に令和をむかえてから、はじめてのイベントといえば
「端午の節句/こどもの日」。

 

鯉のぼりや兜を飾って、かしわもちや粽(ちまき)を食べて…。
特にカッコイイ兜や刀は男の子の憧れですよね!
いろんな飾りや食べ物があるこどもの日ですが、
やはり子どもの成長に関した意味が込められているんです。
今回はそんな由来や豆知識をご紹介します。

 

 

 

 

柏餅

 

 

 

柏の葉で餡の入ったお餅を包んだ 「柏餅」。
実は東日本での定番なんです。
柏の葉は新しい芽が出てこない限り大きく育ち続け、
たとえ寒い季節になっても葉が落ちません。
そこから「子孫繁栄」の象徴となり、
特に家系の永続を願う武家にとって縁起物とされて
江戸時代から端午の節句で食べられるようになりました。

 

 

 

 

 

ちまき

 

 

先ほどの柏餅とかわって、西日本では
笹の葉で包んだ 「ちまき」が定番。
こちらが広まっている理由として、
柏餅に使われる「柏」の葉があまり取れないことが挙げられています。
また、京都の祇園祭では食べ物としてのちまきではなく、
笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守りなども
売られているのでちまきは子孫繁栄や無病息災を意味するものとして
信仰が深いようです。

 

 

 

 

鯉のぼり・兜と刀

 

 

鯉のぼりと兜・刀を飾るのは江戸時代中期の
裕福な庶民の家庭で始まった習慣といわれています。
端午の節句がある5月に、奥座敷には先祖伝来の鎧や兜を、
玄関には旗指物(鯉のぼりの元となったもの)を
虫干しを兼ねて飾ったそうです。

 

そのような起源から
「兜・刀=男子の身体を守るという意味合い」
「鯉のぼり=立身出世の象徴」
という意味が込められます。
鯉のぼりは本来は真鯉(黒い鯉)のみのもの。
明治から真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の
対で揚げるようになり、昭和からは家族を表すものとして
子鯉(青い鯉)を添えたものが主流となったそうです。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

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