サクラヒルズ創寫舘

振袖ってどういう着物?

こんにちは!サクラヒルズ創寫館の百崎です。

気が付けば年の瀬ですね!私は1年があっという間でした!皆さんどんな1年でしたでしょうか?

 

さて今回は振袖の種類についてお話しようと思います。

実は振袖にも種類があるんです!

『大振袖』・『中振袖』・『小振袖』と3種類もあります!

皆様は振袖ときいて思い浮かぶものはどんなものでしょうか?

多くの方は成人式で着られる袖の長いお着物ではないでしょうか。

 

1.成人式で着られる振袖は…

振袖で一番に思い浮かびやすい成人式のお着物は『中振袖』です。

袖丈の長さは100cmくらいで袖が女性の足首くらいまでの長さになっています。立ち姿のバランスがとてもよく見えます☆

着用シーンは、成人式だけでなく、パーティーやお見合い、結納の席、結婚式などお祝い事の席と様々です。

最近では卒業式の袴に合わせて着られる方もいらっしゃいますよ!

 

2.振袖はご結婚式でも着られるんです!

ご結婚式で着物と言えば色打掛や白無垢が良く知られていますよね。

しかしご結婚式で着られるお着物に『大振袖』というものがあります。

「引き振袖」「引き振り」「お引きずり」「お引き」とも呼ばれ、3種類の振袖の中で一番格式が高い振袖です。

袖丈が114cm前後で引きずるほど長い袖になっています。

主な着用シーンは、結婚式で、花嫁さんが着る婚礼衣装として使われています。

 

3.卒業式に着るのは…?

卒業式に着られるお着物は『小振袖』と言います。

中振袖よりもさらに袖が短い小振袖は、袖丈の長さが85cmくらいで「二尺袖」とも呼ばれます。

袖が短くなっているので、動きやすいという特徴があります。着用シーンは、卒業式のときなどに袴に合わせることが多いです。

ちなみに小振袖でも袖の長さが85cmくらいなのに対して、訪問着は57~68cmくらいともっと短いです。着てみると、袖が太ももの横にくるぐらいの長さなんです!

 

このように振袖にも3種類もあります!

それぞれ着られるシーンが限られているので成人式やご結婚式、卒業式などの記念の日に合わせてお写真を残しませんか?