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【特集】成人式のひみつ
創寫舘が教える
そうだったんだ!
日本の成人式のあれこれ集めました♪
知ってる?成人式の始まりは
戦後間もない時代だった!
2019年1月14日は成人の日。
「平成最後」の成人式になりますね。
では、現在のような成人式を
「最初」に行ったのはどこなのでしょうか。
生まれ育った地域の新成人が一堂に集まる成人式は、
第二次世界大戦の敗戦間もない
1946年(昭和21年)11月22日に
埼玉県蕨町(現在の蕨市)が発祥の地と言われています。
敗戦の喪失感の中、次代を担う青年達を励ますため、
当時の青年団長が主となり企画された「青年祭」の中の
プログラムの一つとして「成年式」が執り行なわれたそう。
蕨市では現在でも成人式のことを「成年式」と
呼んでいるそうですよ。
また、宮崎県諸塚村も「成人式発祥の地」を称していて、
こちらは1948年(昭和22年)4月3日に行なわれた
諸塚村の成人祭がルーツとされています。
どちらも、戦後間もない混乱の時代に若者たちに
希望を与えたいとの願いから行なわれた行事のようです。
着物を着て祝うのはハタチだけじゃない!
様々な歳の節目に祝福を♥
最近では、新たに30歳を迎える人への
激励・祝福を行うイベントとして、
三十路式(みそじしき)や、30歳の成人式が
行なわれている地域もあるそうですよ。
さらに千葉市では、熊谷俊人市長が発起人となって
『40歳のW(20歳×2)成人式』が行なわれたそう。
千葉市生まれで高校卒業まで千葉市で過ごし、
2017年に40歳を迎えた南海キャンディーズ・山里亮太さんが、
地元への恩返しと地域活性化の一旦を担うべく
企画したこのイベントは、2019年以降も続けたい、
とのこと。人生の節目とも言える40歳に、
改めて人生を考えるよい機会ですよね。
え?来年で最後かも?!
成人式を20歳で迎えなくなるかもしれません
成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案が
参議院本会議で可決され、2022年から施行されます。
成人式を何歳で行なうか、気をもむ人も
いらっしゃるかもしれませんね。
成人の日は大人になったことを自覚し、
気持ちを新たにできる記念の日。
準備をしっかりとして、思い出に残る日にしたいですね。
いかがでしたか?
私たちにとって成人式というのは、
いわばお祭りのような感覚になりつつありますが、
かつては大変な思い入れがあって作られた
大切な儀式であったことがわかりますね。
どの時代になっても、忘れないようにしたいですね!
思い出に残る成人式、本来の意味を理解しながら
目一杯楽しみましょう!
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