創寫舘各店

【特集】観賞がもっと楽しくなる!?蛍の豆知識

 

 

梅雨から夏にかけて、夏の訪れを告げる
日本の風物詩のひとつ「ホタル」。
昔に比べて気軽に見える機会こそ減ってはいますが、
今でも各地の山や水のきれいなエリアでは鑑賞することができます。
今まで本物のホタルを見た事がある人も、まだない人も、
今年のホタル鑑賞がもう少し楽しめちゃうような
ホタルの豆知識をご紹介します。

 

 

代表的なホタル 3種類

 

 

世界では約2000種類もいるといわれているホタル。
そのうち、日本では約40種類ほどが生息しています。
中でもよく見られて、名前も知られているのは
「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」。

 

見頃としては、
ゲンジボタルは 5月〜7月。
ヘイケボタルは 7月〜9月。
ヒメボタルは6月〜8月。

 

●天気が曇りで月明かりない
●雨上がりで湿度が高い
●雨が降っていない
●19~21時、23時前後、am2時前後の3つの時間帯
●川面や田んぼの水面付近が観測しやすい

 

このような条件が揃うと特に活発になり、鑑賞がしやすいそうです。

 

 

 

 

ホタルは何年生きるの?

 

 

ホタルは産卵から1ヶ月後に孵化し、幼虫はすぐに水の中へ。
カワニナという巻貝を食べながら、
川底の石の下など暗い場所で遠い春を待ちます。

 

そして翌年の4月~5月頃に幼虫は
水の中から陸にあがり、今度は生活拠点を土の中へ。
1ヶ月後、幼虫はさなぎに変化。
10日もすると、羽化して土の中から出てきます。
成虫となったホタルたちは
ようやく飛び立つことができ、パートナーを探します。

 

このように、ホタルは一生のほとんどを水の中と
暗い土の中で過ごすので、成虫になっても
約1、2週間ほどしか生きられないのです。

 

 

 

 

成虫になる前から光る!?

 

 

実はホタルは生まれてから成虫になるまで、
ずっと光るんです。
幼虫は水ボタルと呼ばれ、外敵に襲われると
不思議な臭いを発し自らの身を守ります。
そして外敵は
「光っている蛍は臭くて不味いから、襲う価値はない」
と判断する
ようになるそうです。
一方成長の蛍が光る理由は、子孫を残す為。
光る事によって、仲間とのコミュニケーションや
求愛行動になるんですね。

 

 

 

 

いかがでしたか?

✳︎



✳︎
✴︎